東京三菱UFJの接客ロボットnao(ナオ)は pepper(ペッパー)の兄だった!?

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2015年4月13日に金融機関としては国内初となる接客ロボット「nao(ナオ)」の試験的導入が東京三菱UFJにて発表されました。

実はこの「nao(ナオ)」ソフトバンクでおなじみの接客ロボット「pepper(ペッパー)」のお兄さんにあたるそう。

そこで今回は、「nao(ナオ)」と「pepper(ペッパー)」の関係についてご紹介したいと思います。


東京三菱UFJの接客ロボット「nao(ナオ)」とは?

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体長約58cmと小柄ながら計19カ国語を話せるロボットで、愛嬌のあるカワイイ顔をした人型ロボット。

2015年4月23日まで銀行に試験的に設置し、顧客の反応など、実用化に向けたデータを集め検討するそうです。

「nao(ナオ)」の開発メーカーはフランスのロボットメーカーであるアルデバラン・ロボティクス社。

実はこのメーカーがソフトバンク「pepper(ペッパー)」と深い関係のあるメーカーなんです。


「nao(ナオ)」はソフトバンクpepper(ペッパー)の兄だった!

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フランスにおいて多額の予算をかけて開発が進んでいた「nao(ナオ)」ですが、当時はコストに見合うほどの利益が出せませんでした。

ちょうどその頃、ソフトバンクが「nao(ナオ)」の開発メーカー・アルデバラン・ロボティクス社を買収することになり、「nao(ナオ)」を元に開発されたのが、ソフトバンクの店頭でもおなじみのロボット「pepper(ペッパー)」なんだそう。

「nao(ナオ)」はソフトバンク「pepper(ペッパー)」のお兄さんといったところでしょうか。

pepper(ペッパー)の陰に隠れ、存在が忘れられそうになっていた「nao(ナオ)」が弟にあたる「pepper(ペッパー)」と同じ日本で復活したことは、感慨深くもあります…

「nao(ナオ)」が東京三菱UFJにおいて実用化されるかどうかはまだ分かりませんが、ぜひ一度実際に接客されてみたいものです。